目指せ情報一番化
情報が集まるところには、マーケットがある。
昨日は、東京メガネ研究会、本日は大阪メガネ研究会を開催していました。
それぞれゲスト講師に眼鏡協会専務理事の坂野さんと、メガネ占いコーディネーターの時長さんをお招きしてお話して頂きました。
その中で時長さんは、某メガネ店で毎月500万円の売上を作り、その後、独立してメガネ店を自分で経験していた中で身に付けた顧客獲得手法、そして本来メガネ専門店としての姿勢について話をされ、とても刺激を受けることが出来ました。
(語録)
●敷居を跨いで来店されるお客様を私は、常に親や身内だと思って接客してきた
●累進帯長は、人によって違うもの。決して適当に合わせてはいけない
●1本目に何を見せるかが勝負。上中下の理論で真ん中を選ばれたとしても、必ず上のものから見せないと失礼になる。
●良いものは高くて当たり前。
●お客様におススメしたいフレームは箱に閉まって足元に置いていた。お客様が来店された時に箱から出して新作を見せた
●安いメガネも沢山持てば高いメガネも欲しくなってくるもの。2万円のセットのお客様にも5万円のメガネを掛けて頂き、次は上のレベルへと提案を常に考えていた。
●洋服の様に四季折々でメガネを提案してきた
●やさしい言葉、包み込める言葉、気分の良い対応を軸に置くことを忘れてはいけない
●遠近のお客様にも予備のメガネの必要性を話すことを欠かさず提案してきた
●いかにお客様が似合う気になれるかどうかをフレーム選びで心掛けた。
等々
時長さんは、カラーやファッションコーディネートからレンズも判り、検眼、加工も出来ます。また、占いも20年間勉強され、また、昔一度、凄い経験から特殊な感覚(霊的?)も持っておられます。しかし占いでメガネを売るという様な邪道な事を何よりも嫌い、お客様が喜んでいただけることだけを考えて、メガネ販売とは分けて元気になるプラスの事だけを伝えていかれます。
そして、最後に見せていただいた時長さんが持ってこられた画期的な企画商品。
それを見たメンバーは、一同に興味を示し、それが出来上がる納期を何度も確認していました。
やっぱり情報勝負。地方で一番店になろうと思うと、情報がないと何も出来ません。
レンズやフレームの仕入れ値を始め、新商品や画期的な企画等々、普通にしていれば一番店やそこそこの規模のメガネ店に情報が集まるものですが、こういう研究会でメンバー同士の情報だけでも凄く価値のあるものだと感じた次第です。
目指せ、情報一番化と情報の鮮度管理。