張り詰めた糸
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この記事を書いている人 - WRITER -
元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。
全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。
すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。
ランチェスター理論におけるシェアや包み込み等、地元一番化主義を僕らは徹底的にたたみ込まれてきました。しかし、この理論自体、経営者や幹部の向上心を掻き立てる一つの材料に過ぎず、それ以前に
●経営の不安をなくしたい
●もっと売上を作って余裕を持って毎日を過ごしたい
●従業員と毎日、ワクワクして商売を楽しみたい
という想いが先にあった筈です。
向上心を持って、ワクワクしてお客様に満足を提供していくことが、一番の幸せへと継続していける近道だと判っている筈なのに、勝ち負けだけが意識を先走り、その結末が自分が自分を追い込み、破滅へと繋がってしまう危険性があるにも関らず、プレッシャーの中、這い続けてしまう。
別に、世の中、白にならなければ、必ず黒になる訳でもないのに、周りからの圧力の中、そう思い込み、勝ち負けの世界へと回りも引きずり込んでしまう。
そんな人達を見ていると、正直、言葉を失ってしまいます。
真面目な人間、責任感の強い人間、プライドの高い人間の特徴なのですが、必死になれば成る程、頑張れば頑張るほど、張り詰めた糸の様に無理がたたるのです。
景気が悪くなると、余裕を失くし、無理をし続ける店長も多くなるでしょう。
前にも言いましたが、戦争で真っ先にやられる組織は、笑いを失った組織であることを忘れないで下さい。
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。
全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。
すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。