大企業病
トヨタや三菱に続き営業赤字が確定した日産のゴーンさんは世界で2万人の従業員を削減(日本は1万2000人)すると発表しました。人材を宝と呼び、経営は人を信条にしてきた松下幸之助のパナソニックは、10年3月までにグループ全体で正社員、非正規従業員合わせて1万5000人規模の人員削減を実施する方針を発表しました。同様に電機業界ではNECが2万人超、ソニーが1万6000人以上の削減、日立製作所も含め7000人の人員削減を発表しています。
大企業と言われた彼らの今の力がこれで、危機意識に対する慢性に要因があったのかも知れません。
私達のお店も売上が昨年対比90%であったとして、社員はその報告を聞いても「今のご時世で90%台は頑張った方なんじゃねえの!回りはもっと悪いよ」と平気で思っているのかも知れません。
しかし経営者なら、この実績は大変です。年間1億の売上を作るお店だと約1000万円の売上が消えているからです。
1000万円の売上と言う事は、約1か月分に値する売上金額ですので、昨年と比べて一生懸命に社員は頑張ったと言っても、一ヶ月お店を休んでいたのと同じだった事実を結果が示しているのです。それで、やれ給料が安いだ、昨年よりボーナスが少ないだというのはサラリーマン根性の表れでしょう。
マスコミが煽り、会社は私を裏切ったと、散々言うかも知れませんが、自分自身それだけの生産性が出せてなく、主要な業務であったという自覚がないこと事態、大企業病なのかもでしょうね。
今こそ、自分を磨こう。そして、更なるチャレンジを