思うがまま
「思うがままに仕事が出来ているので凄く幸せです。」
この言葉をご支援先から頂いた時が、何よりの喜びなのですが、「思うがまま」という言葉は、簡単な様でいて本当に難しいものです。
まず、これには、それを思う本人である自分自身が明確でなければ実現は決してしません。
自分が、これからやりたい事や、やろうとしている事が、より具体的であり、より実現への計画が綿密に出来上がっているかどうかから始まるからです。
そして、次に、それには自分ひとりだけで出来るものと他人の助けが必要なものがあります。そこで、自分が奮起してそれを伝えたとしても、それに対して周りが上手く動いてくれないと、そこで計画が進まずに「アイツは判っていない」「何故、出来ないのだ」と相手を攻めて出来ないことを他人の責にしてしまいがちです。
しかし、そこで冷静になって考えてみて下さい。自分が言った事に対して他人が動ききれないのは、「自分には、まだ支持される段階にまでなっていない」という現実がそこにはありませんか?
それなら、どうすれば、彼らはもっと動いてくれるのか?どれなら動き易いのか?等々、を考えることが、最も近道な気がします。
私達、コンサルタントも同じで、このお店にとっては、絶対に必要だし、それらを変えて行かなければならないという提案をする事が、力でなく、それをどうすれば企業の体質として根付かせて行く事が出来るのかということの方が大切な要素だからなのです。