一生ものの素晴らしさ
「一生もの」を持っているというミセスは77%もいる。その中で圧倒的にジュエリーを掲げる人が多いというアンケート結果を見ました。ちなみに2位は時計で3位が家具やインテリアです。ここに1位と2位に挙げられたジュエリーや時計は、家族共有のものではなく、自分だけのものとして存在しています。
私自身、「一生もの」を考えると、数本の舶来時計なのですが、そのもの達を見る度に、その時計を購買した当時の楽しかったことや嬉しかったこと等が蘇ってきます。
そしてそこにまた新たな素敵な思い出を刻んで行こうとします。
時々、歌の力って凄いと思うのですが、「お富さん」が流れて来ると地蔵盆で子供の頃に踊っていた記憶、ジュリーの「勝手にしやがれ」を聞くと、ちびっ子喉自慢大会に出て初戦で敗退した記憶、近藤政彦の「ハイティーン・ブギ」や横浜銀蠅やアラジン等々を聞いたり、海援隊の「贈る言葉」を聞くと学生時代の担任の顔や友達の顔が、昨日の事の様に思い出されたりするのです。
あまり書くと年が判るので、やめますが、歌には、その人その人に合わせた大切な思い出というものが残って行くことこそが、最も素晴らしい要素であると私は思います。
私達が取り扱うダイヤモンドの歴史は40億年。地球が出来る前から、マグマの中で、存在して来ました。私達には生命があり、それが尽きてもダイヤモンドは、永遠に残り続けます。そして、人は、そのモノに込められた愛や夢という思い出を一生ものとしてダイヤモンドやジュエリーという不変なものに、様々な自分だけの思い出を付加して、娘や孫に託して行くのかも知れませんね。