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99%の努力と1%のひらめき

 
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

エジソンが言います。「天才は99%の努力と1%のひらめき」と。
この言葉は小さい時から私の様な凡人を動かす動機づけとして先生に繰り返し、繰り返し言われたセリフでした。でも内心「そんなの嘘に決まっているよ。あのエジソンが、いつみても汗ばかり流しているなんて想像出来る訳ないやん。天才は、あくまでも天才やし、イワシの頭がタイの頭に代わるはずなんて作り話や!」と思っていたのです。
でも先日、テレビを見ていたらエジソンが日本の竹をフィラメントに使って、電球を発明したという話が流れていました。この電球を最初に発明したのは1879年、今から約130年前です。
発明当初の電球は、フィラメントに綿糸が使われていて40時間程度の持続だったのが、ある竹の素材に変えた瞬間、400時間まで高まって、今の電球になったというのです。
そもそも、その竹を見つける為に、何とヨーロッパからインド、中国、そして日本まで徹底的に調査員を派遣して、それこそ手探り状態で素材を見つける旅をしました。
確信もなく、南米の「うちわ」だけをヒントに探しまくったと言います。
そして、最終的に、その素材は中国やインドにもなく、唯一、京都の石清水の八幡にあって、そこの真竹が最適であることを見つけ出したのだそうです。
今のフィラメントの素材はタングステンですが、その時の真竹に巡り合わなければ、電球の普及は、10年は遅れたかもしれません。
この逸話を聞いた時、エジソンの言った言葉もあながち嘘ではなく、確かに99%の努力と1%のひらめき(偶然)が重なって成功するのだと言う意味を改めて感じさせられました。


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