星空
地方に行って夜空を見上げてみると星が凄く輝いていたりします。ガラではないかも知れませんが僕は星を見るのが小さい頃から好きでした。当時、家から自転車で1時間ぐらい先に京都科学研究所があって、その中にプラネタリウムがあって、小学生は無料で入れた為、小学校の時、学校が終わると部活をさぼって見に行っていた記憶が今もずっと残っているからだと思います。
皆さんも思われる様に、普通に、眺めていても星は点の集まりにしか見えません。
しかし、プラネタリウム等の解説を基に毎日毎日屋上の天体望遠鏡で見ていくと、不思議と点の集まりが獅子や蠍の形になって見える様になりました。形が見えてくると、次は季節の周期によって、その形が移り変わって行くことが判るようになってきます。昔の人は、こうして点を形にすることによって星が観察しやすく理解しやすくなって一年間の変化から季節の変化を予測していたのでしょうね。
僕たちが、毎日ご支援先で見ているデーター分析は、時々、これらの天体観測と同じ様に感じたりします。
それぞれ、何が売れた、何人のお客様が来られた、誰が売った、平均単価はどんな感じ、季節指数は適正か、商品構成は等々、様々な点のデーターが散りばめられています。
これらデーターをずっと眺めていると、以前、他店で見た一つの形と重複して来たりすると、季節の変化ではありませんが、予測が立てられる様になって来たりもします。
よく絵描きさんが、描けば描くほど、その新たな魅力が発見出来る様に皆さんもデーターを眺めて見てください。そして、一つの形にして見て下さい。それを続けていくと、きっとデーターの小さな変化から大きな意味合いに気付くことも出来る様になると思いますよ。
折角のデーターなのですから。