御輿
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この記事を書いている人 - WRITER -
元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。
全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。
すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。
「ウチの社長は何をしているか判りません」という声を販売員さんから言われる事があります。
そんな時には、よく御輿の話をするのですが、皆さん御輿の上に乗った事がありますか?
僕は昔、祭りで登った経験があります。
僕も最初は、御輿を担いでいる人達の方が大変で、上で揺られている人の方が楽で楽しそうに思えたりしたものです。
しかし、実際に乗ってみたら判ります。どれだけ揺れて怖いか。そして、直ぐに腰は痛くなるし身動きも取れない為、同じ姿勢が続く事になり、途中で小便したくなっても降りることも出来ないと来たら普通の人だと30分程度でギブアップしてしまうかも知れません。だから、よく時代劇等で殿様が籠に揺られて道中を移動している姿を見ると、「頼むから普通に歩かせてくれ!」ときっと内心思っていることだろうなぁ~と同情してしまいます。
つまり、社長の立場というものは、これと同じだと言う事です。社員から見たら御輿を担いでいる方なので、上に座っている人間を見たら、私達、庶民の気持ちなんて判らず、好き放題の気楽に見えてしまう事も時にはあるでしょう。そして下で担いでいる私達が如何に苦労しているのかを主張しがちなのも判る気がします。
しかし実際に乗ってみたら判ります。まず、それを主張していた、あなたは真っ先に降りたくなるでしょうね。
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。
全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。
すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。