ソフトバンクの携帯電話
本日、ソフトバンクの携帯で機動戦士ガンダム「シャア・アズナブル」をモチーフにデザインしたモデルが発売されました。カラーはもちろんシャアの赤でジオン軍のマーク等がデザインの随所に入っています。「うっ!欲しい」僕は何と言ってもガンダム世代で小学生の頃はプラモデルを買い漁っていた人間ですので、凄く興味を惹いてしまいます。
でも、残念ながら、現在使用している携帯はドコモで、つい何ヶ月か前に新機種に変更したばかりなので変える事は出来ません。もう少し早ければ、ソフトバンクに代えるのに。
最近、特にソフトバンクは、マーケティング力が優れていると感心してしまいます。私は携帯を使い出して12年は経ちますが、それまで、電電公社から引きずっていたNTTには、これと言ったサービスはありませんでした。そんな中、新規参入を掲げたソフトバンクは、業界に大きな風を起こしました。まずは月額980円でソフトバンク機種間の通話は指定時間内「無料」という所謂「ホワイトプラン」を掲げて回りを驚かせ、次はご家族紹介を狙い、そして友達の輪へと着々と個人のシェアから家族、友達のシェアを広げてきています。
また、ただ単に商品券5000円で紹介を促すだけでなく、子供用には「キティケータイ」「スヌーピーケータイ」「ミッフィー (miffy) モデル」「リサとガスパール モデル」「リラックマ モデル」の携帯を準備し、次に、学生用にも「藤井フミヤ モデル」「DJ OZMA モデル」「松岡充 モデル」「DOLLYGIRL BY ANNA SUI モデル」「T.M.Revolution モデル」「ピーチジョン モデル」、そして団塊JR世代用にも「ヤッターマン モデル」「科学忍者隊ガッチャマン モデル」そして「シャアモデル」とドンドンとコラボレーション機種を出していっているのです。
何故、今までNTTやauは、これに気付かなかったのでしょうか?
何故、それに危機感を抱き、焦って「半額」ぐらいしか出来ないのでしょうか?
答えは一つ、今まで消費者目線に立っていなかったからです。従来からの環境が永遠に続くものだと勝手に思い願っていたから考える必要性もなかったのでしょう。
どんな業種でも時代を動かす頭の戦略を立てられるのは、消費者の目線を基に考えられたこと意外ありません。
このメガネ業界も同じことです。子供用をお母さんが自店で購買しているのに、お母さんのメガネは他店で購買している。友達が学校に行けばたくさんいる筈なのに、自店で●●さんの紹介で来ましたって言うお客様が少ないことも、まだまだ自店の市場は眠っているままなのかも知れません。もし、あなたがお客様だとして、今、紹介して欲しいと店員から頼まれたら紹介するでしょうか?紹介しないという回答は論外として、仮に紹介するならば、それは安くなるからですか?それとも面白いメガネがあるからですか?それか、その店員さん自身の魅力ですか?具体的に上げてみてください。そして、一体、お客様は自店に何を期待してというよりも、このメガネ業界に何を期待しているのでしょう。