猜疑の角度
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この記事を書いている人 - WRITER -
元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。
全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。
すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。
「猜疑(さいぎ)」とは他者を疑いの目で見ることをいいます。顎を20度手前に引き上目使いにして見て下さい。これが猜疑の角度で、相手に対して「警戒や自己防衛の意志」が無意識に伝わってしまいます。つまり、こっちはその気はなくても、相手から受ける印象は、非常に不愉快なものです。そしてこの表情を無意識に行っている典型的な例が老眼鏡を掛けている人に多いのです。手元を見るための老眼鏡は当然近くを見る為の効用を発揮しますが、遠近両用でなければ遠くを見るとボヤけてしまうのは当たり前です。その為、手元の資料を眺めながら遠くを見ようとするとメガネをズリ下げ上目使いでものを見てしまいます。これが長年続くと、習慣という癖になります。癖になると普段から書類を見る姿勢のままで人を見てしまうので、これが相手にとっては「猜疑」の表情として捉えられてしまいかねません。可哀相なことに本人は意識していなくても嫌な空気が出来上がってしまってしまい、嫌われてしまう可能性もあるのです。
さあ、それを避ける為に「遠近両用」を付けよう。という接客トークはダメですか?
ちなみに女性が一番美しく見える角度は、顎を10度下げると同時に自分の美しい方の側面を相手に向ける様にして、顔をちょっと傾けて微笑むのだそうです。
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。
全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。
すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。