クイズをアンケートに活用
船井総研のメガネチラシには、クイズがよく掲載されます。10月から実施されるチラシは中国産フレームが業界に飛び交う中、原産国表示に対する動きが起こり、国産フレームを全面にアピールするというコンセプトで作られています。そこでチラシ全体に石川五右衛門や宮本武蔵、織田信長等々の歴史上の人物が、ドンドンと登場し卑弥呼等がクイズを出題します。クイズの問題は、歴史を少し勉強されたことがあれば、全て答えられるものですが、正解者には何とギフト雑貨ショップで1番人気のエンピツ型シャープペンシルをプレゼントするという特典付きの流れになっています。そんな中、あるお客様から、私は、いつもクイズ形式のチラシを使う場合、折角なのでアンケート形式のものを店頭で準備しています。表面は、「自店のチラシについて」「品揃えについて」「補聴器について」等、聞きたい情報がまとめられており、裏面にクイズの正解を書く部分を設けています。プレゼントは正解、不正解に関らずアンケートに答えて頂いた方、全てに差し上げているのですが、結構、メガネを買う買わないに関らず、色々、勉強になって課題が見えて来ますと言って喜んでおられました。そして、ご来店された方、全員に感謝のお礼状を書いたりすると、また買いに来てくれたりするのですよ。まさに100%のアンケート回収方法だと思って使っています。
ツールや手法は、世の中に溢れる程ありますが、それをどう活用するかについては、経営者の自店に対するスタンスが決めているものなのです。