宝石の根源
我々の住むこの宇宙は、約100億年前の ビッグバン(Big Bang)と呼ばれる大爆発から始まりました。そしてその時、初めてこの世に光というものが現れ、そして重力が生まれたとアインシュタインは一般相対論で時空の概念を説明しています。光には当然、色というものが存在しています。これを光の3原色というのですが、その色は皆さん、ご存知ですか?そうです。「赤」「青」「緑」ですね。これのもとを無色透明と言い、この世に存在すると言われる3万色もの色は全て、この組み合わせからなっているのです。そして、その色によって私達はモノを識別でき、感情を動かし、印象を受ける生活の根幹となっているものなのです。この色に対しては、人が誕生する遥か昔、地球規模の自然が生んだ色の付いた石が登場し、それを宝石と呼び、私達を魅了している訳です。
赤は炎のルビー、青は海や空を彩るサファイア、そして緑は自然の木々を司るエメラルドとなり、これを宝石の3大貴石と呼び、空気を意味する無色透明のダイヤモンドが、全ての中枢にあります。これは偶然ではなく、人も生物である以上、あくまでも自然の一部ですので、自然の持つ色が付いた石によって何らかの影響を受けることは、当たり前の事で、いずれ科学でも証明されることでしょう。そして、これら宝飾と呼ばれるものは、永遠性があります。私達は金メッキのアクセサリーだと、いらなくなるとゴミ箱に捨て去ることもしますが、ルビーやサファイアがいらなくなったからと言ってゴミ箱に捨て去ることは、絶対にありません。これは本能的に価値あるものだと感じているからであり、必ず人から人へと宝石は伝わっていくものなのです。
そう考えるとリフォーム産業、これの取り組みが重要になってくると思いませんか?