資料の仮説
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この記事を書いている人 - WRITER -
元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。
全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。
すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。
コンビニやファミレスの成功は、出店時の立地選定が、その後安定するかどうかの90%以上を占めていると言います。その為、事前に専任のスタッフや外部調査機関が、交通量や住居者の状況や年齢層、所得等々、調べられる情報に対しては徹底的に仮説を立てて向かいます。ここでポイントになるのは、「どんな資料が欲しいのか」という資料収集のテーマです。これは仮説(お店の方向性や課題等)を持って収集に当たるのと、「取り合えず集める」のとでは、全くその価値が変わってくるからです。ショッピングセンターに入っている宝飾店では平日の朝10時から16時ぐらいまでの客層と17時以降、又は土日祝の客層は違ってきます。そこで売場や演出を変えて客層に合わせて展開している専門店があります。また自店はお年寄りは朝が早いことから、立ち寄りしやすい様に開店時間を従来の10時より1時間早く9時から行っているお店もあります。そこで9時から10時までは、毎日、早割サービスとしてコーヒーや素敵なお茶菓子、そして気持ちの割引をしていたりもします。目の前のお客様にもっと満足して頂けること、それは目の前のお客様が、そのヒントを握っています。その資料を収集することによって、自店のサービスは成長し続けていけることでしょう。
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。
全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。
すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。