悩ましてどうする
お客様の頭の中は常に忙しい。子供のこと、旦那のこと、女房のこと、仕事のこと、教育のこと、今日の晩御飯のこと等々、絶えず何かを考えているものです。そんな中、宝石やメガネのことまでイチイチ勉強なんてしたくないのが本音です。つまり、商売人は、新たな悩んだり考えたりをなるべく無くす様にお伝えするスタンスを持つことが必須であると言えるでしょう。
その為、モノを伝える基準を小学生レベルに合わせることです。POPの内容、ツールの内容、チラシの内容、DMの内容等々です。専門用語を羅列して、綺麗に満足の行く品質説明がされているDMを出したとしても、読んで、即、判らなければゴミ箱に行くだけですし、店頭でいくら細かなレンズ資料を説明したとしても、お客様は適当に相槌を打っているだけで、全く理解がされていない間の抜けた一方的な会話ばかりです。
だから、購買後にクレームが出たりする。対応した販売員スタッフも相手の気持ちが、その時点で理解出来ていないから、自分のミスには気付いていない。最終的には、店長に叱られ、その場を切り抜ける為、誤り反省をしますが、まだそれが起こった本質を自分では判らないので、また同じ様なクレームが発生してしまいます。
小学生が前にいたら何をどう話す?DMの場合は、その内容を話し言葉で書くだけです。
これが身に付くと、お客様から面白いように共感されること間違いありません。