スーツとネクタイ

2007年3月20日

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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

クールヴイズとウオームヴイズ。どちらもカジュアルな服装として浸透するかと思いきや、街を歩くビジネスマンを見ると、その、ほとんどがネクタイをしてスーツを着ています。
男性にとって「スーツはビジネスツールの一つであり、鎧を羽織っているのだ！」とあるトップスタイリストの方が言われていました。もともとスーツは、戦国時代の鎧からきた名残だそうです。その時、敵と味方を瞬時に見分ける為、首に色の付いたものを蒔きつけました。これがネクタイの始まりです。よく昔の漫画でも見ましたが航空機を運転して飛び立つパイロットの首に黄色いスカーフの様なものが、揺らめいていました。それも戦国時代から続いている戦場へ向う敵と味方を見分ける象徴だったのでしょう。
つまりビジネスにおいてスーツが鎧、ネクタイが象徴であり、剣と例えるなら、スーツを羽織らず、ネクタイを付けず売場に立つことは、鎧と剣を置いて戦場で戦っていることと同じであるのかもしれません。