旅
旅行会社をふと除くと国内、国外を問わず、様々な国に行けるプランのカタログが並んでいる。それを見ていると確かに魅力的なプランがたくさんあって、つい何冊か持ち帰って眺めたりします。こんな感じでメガネや宝石、時計のリーフレットやカタログが、自店作成でも良いのでターゲットに応じて並んでいたら面白いのになぁ~と昔から思っているのですが、ショッピングセンターに入っているお店であってもクリスマスの時期であっても、まだ実行されないところを見ると、難しいのでしょうね。
話は変わりますが、僕は、そのJTBや近畿ツーリストに並べられている旅行プランを見ても、やはり自分で行くなら「旅行」でなく「旅」で行きたい。旅行のイメージは何故か、全てのお膳立てが旅行会社でされていて、飛行機やタクシー、指定観光名所巡り、日本と変わらないイメージのホテル等の限られたエリアでの経験しか出てこない様に思ってしまうからです。それに対して旅は、全てが何のルートも決められておらず、不安ながらも現地で過ごすイメージがあって、苦労はするだろうけども、人を通した1つ1つの出来事が一生の思い出として残る様な気がするからです。
個人的には、インドやエジプトに行ったり、スペインやアイルランドにも行ってみたいと思っていました。商売人もこれに例えると、まさに旅人であると言えます。私達、サラリーマンと違い、何の保証もなく、自分の力を信じて大海を泳いでいる商売人は、同じ1年でも全く違った中身の濃い勉強が出来るものだと思います。だから、昔から経営者は孤独な旅人と言われたりするのですね。