ガンバレ神戸でなく、がんばろうや神戸
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この記事を書いている人 - WRITER -
元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。
全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。
すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。
阪神淡路大震災から12年が経ちました。
地震直後の神戸は、心までグレーな色、まさに突然襲いかかった暗黒の状況にしか映りませんでした。そして仲の良かった私の知人もこの震災にて、亡くなりました。
しかし、12年経った今、見事に復興しています。その原動力になった言葉は、
「がんばろうや We love kobe」でした。
「ガンバレ神戸!」でなく「がんばろうや神戸!」です。この2つの言葉に対する印象は全く異なります。前者は、あくまでも外から見て自分は何もしない印象を感じますが、後者は、一緒になって全体で盛り上げて行こうとするイメージです。この合言葉に市民が勇気付けられ、頑張る気力を生み、それに企業も一緒になって支援をすすんで行う一体化が出来ていたように感じます。
今の日本政府は、もう一度、「国」というものを考えて欲しい。当時、震災の時も無料で施設を開放していたのは民間でしたよね。行政の施設は、平気でお金を獲っていましたよね。何のために税金が存在しているのですか?国民の気持ちをしっかりと掴まないと、必ず国は崩壊します。「ガンバレ!国民」では、誰も動かないのですよ。そして会社も同じことです。ガンバレ、ガンバレでは誰も社員は動きませんよ。
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。
全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。
すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。