凄い世界
「どうぶつの森」というニンテンドーDSのソフトをご存知ですか?私の奥さんは、朝も夜も空いてる時間があればメチャクチャそれにはまっています。このゲームは、ゲームの中にどうぶつ達が暮らす、もうひとつのバーチャルな世界があって現実と同じリズムで流れる時間(1月1日のカウントダウンのイベントも同時刻でありました)の中で日本の四季に合わせて変わる周りの景色や様々な季節を感じるイベントの中で遊ぶゲームです。当然、そこで自分の分身が住む家を建てたり、服を買ったり、家具を揃えたりして行くのですが、何をするにもお金が要ります。その為には、株を売買したり、釣りをして釣った魚を売ったり、果物を獲ったりしながらお金を貯めて行き生活していくのです。そして、また友達同士が同じゲームをしていたら通信で、友達の世界との行き来が出来てアイテム交換や友達の家への訪問が可能になりコミュニケーションが出来るという感じです。何が、面白いのか判りませんが、映画になる程のブームになっています。
しかし、笑ってばかりもいられません。この様なバーチャルな世界に対して真剣な取組みを現実の世界各国がしてきているのです。
「Second life - 仮想現実は、いずれただの現実になります 」
という見出して、ド~ントアピールしているセカンドライフ(Second Life)は、米リンデン・ラボ社が運営するインターネット上にバーチャルな世界を作り上げ、将来もっとも注目されるであろうWeb2.0型3D空間メディアです。
そこには、本当に生活している様な世界があり、街や山を仮想の車が走り、様々なテナントが出店し、実際にお金の売買がされようとしているのです。
いわば、もう一人の自分が実際にネットで作られた現実の世界で生活するという時代がやってくるというのです。その世界で創られた自分が、様々な人とネット上で交流していくことになるのですが、確かに現実では、言えない様なことも仮想空間の中ではドンドンと繰り広げられて行くことでしょう。これを商売のチャンスとして捉えるかどうかは、皆さん次第ですが。