リーダーの存在

2007年1月6日

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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

「この店のリーダーは、皆が嫌がることを率先して出来る人であるようだ。クレーム処理、トイレ掃除、シフト管理や個人の稼動計画、そして予算実績管理等々を少なくとも皆の前では楽しんでしている。しかし、時折見せる疲れた表情から少々見栄を張っているようだ。またこの店のリーダーは、人が喜ぶ顔がとても好きだ。スタッフの誕生日やお祝い事には、全員を巻き込んで手紙を書いたり、プレゼントをする。時には、そのご家族に対してもサプライズな感動を与える。そして、この店のリーダーは非常に勉強熱心だ。ドンドンと勉強し、ドンドンと、その情報を仲間に伝えていく。そんなリーダーだから皆が感謝している。感謝しているから常に場も明るくなる。」と詩は続いていくのですが、ここで述べたいのは、１つのお店にとって商品構成、売り場演出、販促、全て非常に大事なことです。しかし、その土台であるリーダーが自己中心で回りが見えてなければ、決して店は成長して行かないだけでなく、いづれ分裂していきます。どんなによい環境に恵まれていても感謝を忘れた、リーダーは必ず孤立していき、お店も同じようになっていくことでしょう。