プロとして

2006年4月3日

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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

カラオケで歌が上手い人は山ほどいます。しかし、彼、彼女らが聞いている人からお金を取れるかと言えば、全く素人とは別の次元になって来ます。つまり、歌の上手な人は、たくさんいますが、その中でプロとして活躍出来る人は、ほんの一部の飛び抜けたスペシャリストだけなのです。
お金を出してでも聞きたいというプロの基準は、それだけ大変なことです。我々、コンサルタントも同様、プロとしてお客様から支援料金を頂戴している以上、中途半端なことは出来ませんし、メガネの販売員さんもプロとして店頭に立つ以上、その基準に合ったスタイルが必要になるものだと思います。私は、お客様のお店にお邪魔した時、販売員さんに「あなたは宝石（メガネ）のプロとして胸を張れますか？」と尋ねて見たりします。その時、「何を根拠にしているのか」を態度や仕草、姿勢で販売員さんのレベルが大体判断出来る様になりました。その人の話に「信憑性」「専門性」「信頼性」があるのか？そしてその伝え方等がポイントなのです。これは非常に大切なことで、誰でもお店に入った時、素人よりもプロから商品を買いたいと思うのは当然のことであり、その見返りとして小売店の販売員の給料が出ているからなのです。