催事の価格とは
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この記事を書いている人 - WRITER -
元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。
全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。
すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。
催事の商品構成は、店頭の平均単価から判断されます。例えば自店で通常25000円の平均単価のお店が、店内でお得意様フェアーを実施すると平均単価が約3倍に上がります。するとフェア期間中の平均単価は約75000円となり5万円から10万円までのメガネ一式がボリュームゾーンとなって動きます。次に上得意客の店頭購買やおしゃれ相談会等々の購買金額がある程度高く、気心が知れていたり、コーディネーター等の特別な演出があった場合は、店頭平均単価の約6倍になり、約15万円がお客様の中心価格帯になって来ます。その場合も10万円ぐらいから20万円ぐらいまでの商品がボリュームになってくるのです。そして、店外の特別催事や職人や宝飾、呉服展示会と一緒に実施する場合は、店頭の9倍となり225000円にまで上がるのです。
このルールは、おおよそ私の支援先では当てはまっており、その狙いに応じた商品構成を準備しています。しかし、ここで注意することは、平均単価25000円のメガネ店でも、下は10000円セットから上は150000円ぐらいが売れている中で25000円という事実です。この幅が年々大きくなって来ています。そしてこの幅は催事でも明確に出だしています。その1つの要因が名簿を抽出しきれていないことと、新規の顧客が自店で育ちきっていないことです。
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。
全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。
すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。