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店の顔は何色ですか?

 
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

山の色は何色ですか?夏には緑の顔を見せ、秋は赤や黄色に、そして冬には白や茶色へと変え、春にはピンクや黄色、緑へと移るものである。これら日本の四季に応じた全ての移り変わりが山の色そのものなのである。これと同じ様に、「あなたの店の色は今、何色ですか?」と尋ねても応えられる店長は少ない。お客様は店を入るとき商品を1品1品吟味して入店するかどうかを決めているわけではなく、大部分の方は全体的な雰囲気やイメージで、お店を把握しているものである。例えば、ショッピングセンターで、ある店を指し、繁盛している店であるかどうかをコンサルタントでもない普通の通り縋りの人に尋ねても大体は言い当てられてしまう。別に売上データーを見せている訳でも、店員の接客している会話を聞いて頂いたわけでも、在庫を数えて頂いたわけでもなく、単純に表から伺える、お店の顔(ファサード)で全体が把握出来てしまうものなのである。では、メガネ店や宝飾店では毎月、顔を変えているだろうか?そしてその顔を見た時に興味が湧き、入店して見たいと思えるだろうか?集客力が低いインショップの売場では、大体、毎月毎月、同じような売場が展開されており、特にお客様に「今月はコレ!」というキッカケのお奨め商品もなく飽きられ出していることを感じていないケースが多いようである。当然、それならお客様は店頭に顔を出す必要もなく、通り過ぎて行くのは当り前のことである。八百屋や魚屋ではないが、「自店では何を今、お奨めして行きたいのか?鮮度が良く、是非お客様に見て頂きたいのは何なのか?」がパッと店頭からイメージ出来る演出を心掛けていくことが、非常に重要なことなのである。商売とは商いである。「商い」とは「飽きない」と掛けられている。そして飽きられない第一歩は、この店頭で大部分は決まってしまっているのである。

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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

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