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坪効率

 
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

先日、お伺いした宝石店が、SCのデベロッパーと家賃の引き下げを交渉していた。
「先生、いくらまで下げれば良いですか?」というのが、宝石店の経営者から出てきた言葉だった。
通常、坪でデベロッパーは見るので、坪当たり20万円だと表参道ヒルズクラスになり、10万円でも大商圏の400億近く売っているSCの一等立地クラスになるだろう。
今の状況から見ると坪2万円そこらが妥当な線であるが、全体の数字から判断すると、大体、不動産家賃の粗利に対して15から20%ぐらいに押さえないと利益が出ない状況に陥る。
よって、坪2万円だと、それの15%であれば13万3000円で、それの利益率が45%だとすると
約30万円近くの売上が坪当たり必要になってくる。
自店が、バックヤードも含めて30坪であれば、全体で900万円の月商を作ることが大前提だ。
つまり、バックヤードの分も含めると坪当たり30万円以上の売上を作るだけの展開を考えないと行けない。
什器に商品が詰まっているかどうか?それを何回転して、初めて30万円になるのか?
利益を生まない飾りだけの遊びスペースは、必要なのか?
低単価だけの商品しか詰めていないことはないだろうか?
等を考慮しながら、具体的な数字をデベロッパーに示して交渉していくのが筋である。


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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

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