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2007年3月16日

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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

結婚１０年目の「愛の証にスイートテンダイヤモンド」。当時は風吹ジュンさんがCMで熱演されていました。そして、結婚３０周年目に真珠婚。最近では、私の過去・現在・未来「トリロジーダイヤモンド」と、ターゲットを団塊世代に合わせた形で宝飾マーケットの需要を喚起する仕掛けを業界は行って来ました。
そしていよいよ定年を迎えるこの層に対して３月下旬から「サンクスデイズ・プラチナ」がPGIにより実施されます。このキャンペーンキャラクターになったのは、寺尾聡さんです。今年６０歳で、まさにルビーの指輪ではありませんが、ピッタリの雰囲気があります。下旬から放映されるＣＭの細かな内容は、まだ書けませんが、非常に胸を訴えるものがあり、これを見れば、世の定年を迎える男性にとっては、プレゼントせざるを得ない状況に追い込まれることでしょう。ＣＭで紹介されるデザインは、パヴェの様なシンプルダイヤモンドですが、定番として売れているデザインなので非常に自店においても訴求していきやすいと思います。また、結婚してから定年までの間の日数を地金に刻印するという演出もあり、それぞれ想いの詰まった感謝の印になるでしょう。
取り敢えず、業界として需要を喚起して頂けることは、小売店にとっては非常に有難いことですので、私のご支援先も皆、スタンバイに入り、やる気満々で顧客に訴求していきたいと思います。
それにしてもメガネ業界は、宝飾業界と比べると、まだまだマスコミを使った演出は遅れていますね。