謙虚

2008年10月29日

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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

人間は身勝手なもので、自分に都合の悪いことは聞きたがらない生き物です。
例えば新しく仕入れた商品、チラシやＤＭで実績が上がらず失敗したとしても運が悪かったものだと割り切ったりします。逆に、その商品や販促が上手く行ったとすると自分の目は悪くなかったと慢心してしまう。
本当は考え方を全く逆にしていかなければならない。実績が悪かったのは運が悪かったのでなく自分の判断や、やり方の手法が間違っていたから失敗したのであって、それを天気や景気、運のせいにしていたのであれば、スグに対策を打たねばならないのに打つ手が遅れてしまいます。
逆に上手く行った時ほど、たまたま良かったのだと思ってれば良い。運が良かっただけなのだから調子にのってつまらない誘惑に惑わされずに済むのです。
私達は、商売において常に謙虚に受け止め慢心しては行けない。謙虚でなければ、本来見えるべきものが見えなくなるかもしれないから。