活きた知識

2008年6月28日

WRITER

この記事を書いている人 - WRITER -

元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

活きた知識というものがあります。例えばバナナの皮の裏側には. 靴クリームに入っているものと同じ成分がある為、バナナの皮で、靴磨きをするとキレイになる。魚を調理した後の生臭い手には、手のひらに煎茶の茶がらをのせて、両手で刷り込むようにしてから水で洗い流すと臭いが消える。喉が痛い風邪の初期には濃いめにいれた紅茶でうがいをしてみる。紅茶にはカテキンが含まれている為、ウィルスから予防する働きが、医学的に証明されている。等々
なぜ、こんな簡単な知識が伝わっていないのでしょうか？
それは、カタログに書いてないからです。
しかしカタログに書いていないからと言って、その情報をプロが知らないと困ります。
何故なら、そこには、お客様にとって新たな価値感を創造させたり、印象に残る本当の活きた会話として伝わり易いものなのですから。
メガネでも、決められたレンズに対する説明は出来ても、フレームの説明を出来る人は少ないでしょう。もし、仮に、そこにフレームに対する説明が出来るなら、きっとフレームのマーケットが今、以上に大きくなってくる筈だと思います。
私も含めて、もっと勉強して行かなければ。