伊達公子さん

2008年5月2日

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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

伊達公子さんが現役復帰後６連勝と頑張っています。
カンガルーカップ国際女子オープンで、現役日本ランキング３位で第1シードの中村藍子を破り、このまま優勝するかもと報じられていました。
基本的に、３７歳という年齢で再び現役に戻って来たという大きなハンディがあっても、あの絶対的女王グラフを破り世界ランキング第４位の記録を持つ伊達公子ですから、日本ランキング１位や２位と言っても所詮レベルが違うと言えば違うのですが、ボクシングでも格闘技でも、昔、凄かった伝説の選手復活と言ってマスコミにもてはやされても、なかなか復帰して勝てる様な甘い世界でないことを考えると凄いものです。
では、何故、37歳にして彼女は戻って来て勝てているのでしょうか？
それは「大会で優勝することや世界と戦うためではなく、若い選手へ刺激を与え、自分を超えることでレベルを上げて強くなって貰いたい」という目的が明確だからなのでしょう。
やはり、勝敗に拘ることも大切ですが、そこに目的を持つものは強いのです。
経営という世界も試合回数が毎日ですので、たまたま優勝したチームや選手に勝ったということは、あっても大体は、力相応で勝敗が決まります。
その中で売上という勝敗と共に大切な要素をこの伊達公子さんの快進撃から考えさせられました。