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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

昔、ある王様は、4人の息子にある川を見に行かせました。
長男には春に、次男には夏に、三男には秋に、末っ子には冬に。
そして、それぞれ川を見た4人を集めて「世界に誇れる川にする為に」という題目で会話をさせたのです。
長男は、川の周りに人が沢山いる桜でピンク色に染まった綺麗な川をイメージし、次男は、緑に囲まれ、少し草木で川幅が少し縮んでいる中、昆虫が飛び回っている風景を語り、三男は赤と黄色で色彩鮮やかな川の芸術性を伝え、末っ子は、白く染まった川の寂しさを嘆いたのです。
各々が、見たのは紛れもなく同じ川ですし、誰も嘘を言っている訳ではありません。しかし、それぞれが見ていない話をしても議論が、まとまるはずもなく、結論は出ません。
そこで、王様は、「お前達が見てきた川は、全て事実だ。しかし、見た時期が違うため、それぞれ別のイメージで伝わってしまっている。当たり前のことだが、人の上に立つものは、ここでどういう判断をするのかが問われるものなのだ。
例えばコイン1枚にしても表から見たコインと裏から見たコインは違う様に、
判らないことを否定し、自分だけの主張を押し付けるのでなく、相手の主張も理解しようとする姿勢がなければ、お前達が、ここにいる必要はない」と言って部屋を出て行ってしまいました。


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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

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