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イベントのフォロー手紙

 
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

チラシで来店されて購買しなかった層よりも、DMで来店しても購買されなかった層の方が怖いものです。ここでは明らかに粗品だけを貰いに来たお客様というよりも、一応、気に入ったものがあれば買っても良いかなと思って来店されたお客様を指します。
先日あるメガネ店で、特選フレームフェアを実施されました。それに合わせて遠近両用のレンズも半額で掲載したのですが、フェア当日になっても本部から特選フレームが、一部しか届かず、期間中、来店されたほとんどのお客様がフレームに魅力を感じることなくレンズ交換で終わってしまったという報告を聞きました。それでも4日間で200万円近い数字を上げられているので、結構な来店があったのだと思いますが、注意しなければならないことは、単価の下落や実績ではなく、レンズ交換や購買を何もせずに帰られたお客様の心情です。期間中に来られたお客様は、本当にフレームを今回は買わないと思って来店されたのでしょうか?違うはずです。もし、気に入ったフレームがあれば、購買するだけの心積もりがあったと考える方が自然でしょう。つまり、今回のイベントで最も反省すべき点はチラシの新規客ではなく、今まで購買して頂いた実績のあるお客様に魅力を与えきれなかったことなのです。企画は、今回で永久に終わるのであれば、これはこれで仕方ないと諦めるしかありませんが、今後も続けて行こうと思うのであれば必ずフォローが必要です。それは簡単な手紙で良いのですが、せっかく時間を割いて来店して頂いたお客様がフレームや購買されなかったことに対して
「この度はお忙しい中、私共の特別フェアにお越し下さりありがとうございました。●●様に見て頂きたいフレームをご準備させて頂いたつもりでしたが、ご満足できるフレームがご用意できず大変申し訳ございませんでした。次回にも、またご案内させて頂く折には、今回の勉強を踏まえ、しっかりと●●様に喜んでいただける様なフレームをご準備させて頂くよう努力致します。」
という程度の文面を出しておかれた方が、良いと思います。伝えることは気持ちです。


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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

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