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イベントの前後

 
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

宝飾の場合、前売りと後売りを含めて初めて催事の売上と言えます。
昔と違い、今のお客様は世の中の雰囲気というものを察知していて、少々のことではイベントに参加されません。その為、1週間か2週間前にDMを送って電話したところで来店される度合いは低いのです。逆に言うと必要性を感じて買う意欲の高いお客様しか来店され難くなって来ているのかも知れません。
例えば、宝石のイベントで昔は5%理論というものがありました。
簡単に申しますと上代ベースで1億円ぐらいの商品を揃える場合、イベントで売れるのは、その5%、せいぜい500万円がイベントで売る事が可能な数字の単位でした。当然、点数は、以前にご説明した4%ルールとも合って来るのですが、5%の基準で見ていきますと、100点売りたいのであれば、2000点ぐらいのアイテムが必要になってくるというルール化がありました。
しかし、今は、その前後の期間も加えてイベント売上をみなければ、なかなか1000万円という実績が難しくなって来ています。
それをこの時代、可能にするには・・・・
まずは、イベント前に招待状を持って「イベントの前に、とくにお見せしようと思うのですが・・・・」大作戦の開始です。いつも来店下さるお客様や、なかなかイベントには参加して頂けないVIPのお客様の懐に飛び込むことです。
基本的にイベントに参加して頂けたお客様の中で、買ってくれる率は、安定していると言えども、単価が低いか、まだまだ半分以上は購買頂けない傾向が強いお店も多々あります。
しかし、人それぞれ、イベントの中で気に留まった宝石の一つや二つは、見つかっていることでしょう。
そういったお客様に対して、接客の中で控えておき、イベント後に、それらの商品を持参して
「奥様、先日はイベントにおいで下さりありがとうございました。ご覧になって頂きましてでしょうか?イベントも大変好評に終わりましたので、今度は直接お持ちいたしましたが、どうぞ、ごゆっくりとご覧になって下さいね」とフォローをしておくことで迷っていたお客様への対応が可能になるのです。
上記、流れを読んで「え~」と思われる方もいらっしゃるかも知れません。
しかし、ものは、やり方で、そういう検討中のお客様に対して予約制度をイベント中に設けることも出来ますし、イベント前に訪問するVIP権利を作って仕組みにする事も特に難しいことではありません。

イベントの仕組みづくり「ホップ、ステップ、ジャンプ」の3段階を仕組みにすることで、また違った結果が生れてきているのです。


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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

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