長い付き合い

2009年3月14日

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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

老舗というのは、凄いものです。何世代にも渡って、そのブランドを守り、そして母から子へ、そしてその孫へと支持されて来たのですから。
1回1回の商売を考えていたのでは、決して成し遂げられなかった事なのかも知れません。
やはり、1人のお客様に対して1生を通しての商売をイメージしながら
「如何に長期的な関係を築いて行く事が出来るか」
という要素を持って商売をして来られた様に思えます。
私達、コンサルタントも、その会社をどこまでにして行きたいのかという到達点を持っています。
その到達点は、会社によっては違いますが、販促をしなくても成り立つ会社や新たな経営者が生れる会社、周りの競合他店とは明らかに違う地元一番店、経営者が安心して引退出来る環境づくり等々、様々です。

小売店も、また、この到達点をしっかりとメガネや宝石を通して見極めて行くことが、顧客との関係を築いて行く要素なのかも知れません。
これからは、小商圏化が進み、家族シェアや生涯顧客化が叫ばれている今、机上の空論ではなく、真剣に1人のお客様に対する生涯顧客へと繋げる仕組み構築が大きな課題になって来そうです。
あなたが自店の顧客なら、あなたは自店で生涯メガネを買いたいと思えますか？