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自店の数字の立て方

 
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

メガネ店には大きく2つの価格帯があります。一つはセットのお客様、もう一つはプロパーのお客様です。通常、平均単価は、この2つの合計から客数を割ったものであり、2万4千円前後のところで安定したりするのです。
自店は全商品レンズが付いているというお店も同様に2万円までのセットのお客様とブランドフレームや高額フレームを購買されるところで単価は変わってくるはずです。
そんな中、あるご支援の店長が新しく出店した折に、500万円を売る為の計画を出してきました?計画は平均単価2万円です。すると250人の購買客数が毎月必要であることは容易に把握出来ます。しかし、現実は150名程度の購買客数でしたので、結局、絵に描いた餅で何ら今の状態では具体性がありませんでした。例えば、この場合においても自店がスリープライスや均一ショップでない限り、大きく2つの客層に分けてみます。一つは低単価セット主体のお客様だと平均単価12000円、プロパー的なお客様だと35000円だったとしましょう。そこで、2つの合計を見た全体の平均単価を26000円にしたい場合、それぞれ何組と何組の構成にしなければならないのか?を具体的に計算するのです。上記の場合だと12000円ラインの構成比が48%ですので全体客数200人とすると約96人、35000円ラインの構成比が残りの104人になります。これでやっと平均単価26000円。ここではチラシで集客をしても12000円ラインのお客様が当然主流になってくるのですが、お得様を動かさなければ、到底26000円平均単価は難しく売上500万円以上には到達できないのです。これが理解出来て、初めて自店の現状と課題が見えてきて、お客様を動かす企画を考えて出していくのですが、皆さんは具体的に自店の数字の立て方が見えていますか?


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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

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