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資源の大切さ

 
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

日本には石油やダイヤモンド、鉄鉱石などの資源は、ほぼ皆無であって、基本的に資源を輸入し加工して製品に仕上げ輸出するという工業国の様なものです。
そして、その工業国は決して広くない中で、1億2千万人もの人が住んでいます。
確かに戦後日本は、他国の技術を取り入れ、2倍、3倍と猛烈に働くことによって世界有数の経済大国にまでなったことは凄いことですが、工場を中国やベトナムに移し、3kを否定し、カッコ良く働くことで対価を得るという発想から投資や遊びを肯定する風潮が出来上がってしまっていました。

そこで各国からの投資ファンドが資源の上昇を誘引し、現在、大変な事体となってしまっています。

今、この時代でも紙を一トン作るためには緑木が約15本~20本程度必要となる様な状況であって、1ヶ月に東京の都心から出る紙のゴミの量から行けば280万本に相当する木になると昔、本で勉強した記憶があります。

私の支援先の社長は、常にご飯を食べる時に、店から出された割り箸を一切使わず、いつも自分用の箸を布の様なものに巻いて持っておられます。その息子さんも、まだ20代そこそこなのに、どこで食事をするにも割り箸を一切使わない様にされています。

「米を一粒でも残せば目が潰れる」と叱られた、あの時代の精神は、今の日本には現実感が感じられないでしょう。

メガネ1本を作るのにも資源が必要です。5000円セットであろうと資源が必要です。

DMやハガキ、チラシ1枚においても資源を消費しています。

私達は、モノ売りである以上、販促物やメガネの在庫は必要であって、それを辞める訳には行きませんが、時には1枚1枚の意識を持って、また1本1本に対する意識を高めて経営をして行かなければなりません。

最近、それを教えてもらっているような気がしてなりません。


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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

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