商売方法

2009年5月30日

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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

メーカーが作った商品を間にテレビを交わして販売するとＱＶＣ等のテレビ通販と言われ、インターネットを交わすとネット通販、カタログを交わすとカタログ通販、店を交わすと小売販売、そして人だけを交わすとネットワークと、それぞれ消費者へ行くまでに、どこをポイントに交わすかによって販売手法が異なるものです。結局は消費者が価格以上の価値を感じられ、満足出来る物をどういう形で提供するかだけの問題なのですが、中身は結構、時代と共に複雑になります。
不景気という流れになると、工場も含めたリストラが進み、年代が高い人や技術を伴わない人にとって働き先がなくなり、在庫を持たずに簡単に始められるネットワークというものが９５年から９８年に掛けて急激に広がった様に、この時代には、また人から人への口コミや百貨店の外商の様にお客様１人１人と家族を想定したお抱え的な要素がポイントになってくるのでしょう。
僕がお伺いしているお客様の全てが店を交わして販売していることを主体とした小売店ですが、人から人へと紹介に繋がる体制づくりや、外商という武器を見直さなければならない時期が来ているのかも知れません。