皆、支えられている

2008年12月17日

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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

余命いくばくもない、ある男が静かに最後の時を迎えようとしていました。
その時、目を閉じて、これまでの自分が歩んできた人生をゆっくりと振り返って見ると、砂浜を歩いた時の様に足跡がしっかりと残っていた光景が見えました。その足跡は２つあって一つは自分のものだと判るのですが、もう一つは、誰のものか判りません。
しかし、よく見ると、その足跡は、時折１つだけになっていて、もう一つある筈の足跡が見当たらないのです。そして、その足跡が一つしかない時は、人生でとても苦しく大変だと思う時期ばかりだったのです。
そこで彼は、最後に神様へ尋ねてみます。
「神様、私は、今まで、ずっと信仰をして感謝して来ました。でも、私が最も、あなたを必要としていた時、あなたは、私の側から離れていたのですね。何故、離れてしまう様な事をされたのですか？」
神様は答えます
「それは、私の足跡ではなく、君が大切にしていた亡くなったお父さんの足跡なんだよ。常に、お母さんは君を心配して側で一緒に歩いてくれていた。そして、一つしか足跡がない時、それは、君が苦しくて悲しみで打ちひしがれ、生きる気力もないと感じている時に、君のお母さんが、君を背負って歩いていたのだから」
目を閉じた男は、一粒の涙を流し、微笑みを浮かべながら、安らかに眠りにつくことが出来ました。
確か、こんな様な話をレーガン大統領がしていた事を本で読んだ記憶があるのですが、間違っていたら、ごめんなさい。
皆、支えられている。自分だけで出来ることなんて何もない。
先祖を大切に！親を大切に！奥さんを大切に！社員を大切に！仲間を大切に！お客様を大切に！