高額フレームの下取り

2007年6月12日

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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

本日、メガネ研究会が東京であり、参加者のメンバーさんの中で、面白い訴求をしているお店がありました。それは自店で高額フレームを購買されたお客様に対して「ないしょ企画」のえこひいきバーゲンを行い、定価の３０％でフレームを下取りすることで、レンズとフレームのセット購買をしているという内容です。確かに以前に品質の良いフレームを購買されたお客様は、そのフレームをそのまま継続して使おうとし、レンズ交換がバーゲンの主になってしまう。それを避ける為、お客様に限りフレームの下取りを実施することでフレームの購買も同時に訴求しようという狙いです。例えば通常１８金フレーム等になると１グラム１５００円ぐらいで換金できるため、１５グラムあれば２万円以上の下取りは十分に出来ますし、ジュエリーフレームにしても理由のある値引きが出来るものだと思います。よく大手チェーンさんがチラシで「どんなフレームでも15,000円以上のメガネを購買して頂ければ3,000円で下取りします」という新規向けの訴求よりも、お客様向けには効果があるのかもしれません。
但し、今回累進レンズが入る場合は、お客様も不安な為、下取りしたとしても、慣れるまでは、そのままお持ち帰って頂き、後日引き取らせて頂く事も、安心感に繋がるポイントであると報告されていました。