保険

2007年6月25日

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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

保険とは、単純に言うと前もって安心感を買っていただく事です。物販を生業とするご支援先において動産総合保険というものをメガネや宝石で掛けていた時代がありましたが、基本的には、高額になればなるほどその価値は活きてくるものです。それを一流ブランド時計で上手く実現させている会社がありました。ロレックスやブライトリング、カルティエ、フランク等々を始めとする有名一流ブランドウオッチを販売している店舗を対象としており、それらを販売すると最初に２万円程度を個人が負担する（会社によっては、サービスの一貫として自店で負担して上げる店舗もあります）ことで、この保険に入ることが出来ます。この保険に入れば、ドアにぶつけて時計のガラスが割れた場合、うっかりとトイレに落としてケースに水が入った場合、革ベルトのベルトが切れてしまった場合等々でも個人は1000円の負担で元通りに直してくれるという内容です。また購入後１年以内に車等に轢かれて粉々になっても１００万円まで全額補償されるというのも驚きです。この制度を全国の都道府県を代表する様な正規代理店が約３８店舗ぐらい加盟しており、他店と差別化出来る大きな武器として取り組んでいるようです。実際に、私もロレックスやブライトリング等を持っていますが、７年前のものでも今だにピカピカですので、この保険を適用される有事の実例は全体の５％程度しかないことも納得出来ます。しかし、人は安心感というものに対する需要は大きく、これらに加盟しておくだけで何故か安心出来るものなのでしょうね。