まねぶ

2008年2月29日

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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

モーツァルトの「レクイエム」が、ミヒャエル・ハイドンの盗作であることは、クラシックファンであれば周知の事実ですが、モーツァルトが練習していた手本がハイドンであったことより生徒と先生の関係みたいなものでした。
しかし、その作品は、明らかにハイドンの「レクイエム」よりもモーツァルトの「レクイエム」の方が、より印象深く、より多くの人々に感動を与えたものだと言われていることにより、モーツァルトの天才さが理解できます。

よく言われる様に「学ぶ」とは、「まねぶ」から来ており、真似をするという意味になります。そして真似ることは、真に似ることですので、真という手本を完全に理解してこそ可能なのだと思います。

「ものまね歌合戦」等でも本当に似ている芸人さんは、歌が本人以上に上手だと感じるぐらいまで歌唱力を高めているものです。つまり、本気で真似るのであれば、真を越えるぐらいの素晴らしいものを作れてこそ意味が出てくるものなのです。

全国には、素晴らしい考え方を持って成功している経営者が、たくさんいらっしゃいます。
素晴らしい店を作られている方や素晴らしいチラシやＤＭ、または企画もあります。

それらを見たり聞いたり、体験する機会が、あれば、ドンドン真似て下さい。
そして、それを基に、それ以上のものを完成させること。それが一番の活性化の手本なのかも知れませんね。