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作品と商品

 
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

トヨタ自動車のドラマが2夜連続で放映されていました。

 

職人の凄さが実感され、モノ作りという過程に対してワクワクして来ます。

 

確かに、増税後も新作を打ち出す為にメーカーはしっかりと準備していると思われますので、価格という切り口は、現状の商材が中心となるでしょう。(家電の型落ち、自動車の型落ち、売れ残った住宅も大幅なディスカウントに入ると思われます)

 

但し、どんな時代においても確固たる前提というものがあります。

 

それは職人が造ったモノは、「作品」と呼び、我々が店頭で展開するものは、「商品」と呼ぶという事です。

 

職人の場合は、愛情を込めて造ったモノですので、それが完成した時点で終了です。

ですので、より斬新的なモノや造りに拘ったモノなど、作品としての誇りが強い部分は、良い職人程、持っています。(本来、頑固職人とは、誇りを持って拘りがある真面目な職人さんなのです。)

 

しかし、商人の場合は、どんなに素晴らしい作品であっても、消費者に受け入れられなければモノは動きません。ですので、そこに演出や価値、そして価格を加えて商品へと生まれ変わらせます。これがリテイラーと小売店が呼ばれる所以でもあるのです。

 

商品の切れ目がお客様との縁の切れ目と言われる様に、増税後もお客様に飽きられない、お客様の目線(希望する)構成をしっかりと考えて行かなければなりません。

 

もう4月まで約1週間に指しかかろうとしています。

 

当然、我々は新たな商品をメーカーみたいに造るのはリスクが発生するので、引っ張って来なければなりません。(型落ちばかりでは価格に左右されるか決定率が落ちる)

 

新たな商品構成は、既に準備できているという力強い言葉を頂いている店舗も多いので、皆様も今一度、自店の商品構成を創り上げてくださいね。



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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

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