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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

夏休み最後の土日という事で、今日も電車は人で賑わっていた。


本日の支援先を後に、横浜に着き、そこから新横浜に向かう電車の中、ガキが2人走り回っていた。


その手には、あろうことかガリガリ君らしきアイスを持っている。


そして、口元には得体の知れないものがベトベト付いている事を一瞬で把握出来た。


こういう時は、「こっちに来るな!来るな!」と念ずるのであるが、こういう念は大概、逆効果で絶対に近くに寄ってくるものだ


案の定、僕は、そのガキらに取り囲まれてしまっていた。


こうなると、一切の気配を消して石コロと同化させるが如く振る舞うのだが、気配を消し過ぎたのか、僕に気付かずアイスがズボンに当たったのだ。


「ウオ~!!!!」って心で叫んだのだが、ガキは気付かない。


ガキの持っていたアイスだけが半分欠けている。


そのガキの親は、遥か向こうの車両で寝ている。


そこで怒鳴っても無意味だし、そのガキがどうなろうと知ったこっちゃないので、泣き寝入りするしかない。


すかさず、僕はカバンの中から、駅で買ったギャツビーを取り出し、ズボンを必死にふきまくった。最後に変なシミが出来ていた。


先日、ご支援先の社長が、PTA会長だった事もあり、集会で、こういう話をされたそうだ。


「学校の躾がどうとか言う前に、我々、親としての最低限度の躾が出来ているかどうか疑問に思う。例えば母親が買い物をしている中、子供が食べ物を持ちながら売り物の洋服を触っている光景を目にする事がある。その時、大概、母親は自分の欲しい商品を見つけるのに必死だ。そこで●●ちゃん、触ったらダメよ~と言って一応注意するのだが、それは本気ではない。何故なら、子供の方を向いて、目を見て伝えていないからだ。つまり、ダメよ~というのは、あくまでも周りに対する体裁であって、私は叱ってますよ!というジェスチャーに過ぎない為、辞めさせる気なんて毛頭ないのだろう。そのまま、大人になって、どんな子に育って行くのだろう。学校の教育が悪いとか、言う前に、自分達が、まともでない事を気付くべきだ。私は、それが一番、怖いと思う」と。

この話を思い出し、アイスのガキも、どこかで気付く時が来るのだろうか?


“FONT-FAMILY: "HGS平成明朝体W9","serif"”>ルールやマナーもない大人が増えている中、どんな社会になるのだろうか?


僕達も無意識に相手に失礼な事をしてしまっているのではないだろうか?

社員を叱るときも本気でないと伝わらないものだと思う。


売上台帳を見て「売上作らないとダメだよ~」と言って本気で売上が上がると思っているのだろうか?


逆に「お前ら、クズじゃ!給料泥棒の極潰し」と罵って、怒り以外、何か生まれるのだろうか?


基本、躾する方に問題がある様に思える。



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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

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