そこから先

2011年8月14日

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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

同じ行動をしていれば同じ結果しか生まない

よくスポーツに例えられるが、同じ練習メニューをしていて大会で負けたのであれば、その負けた相手と自分との差がどこにあるかに興味を持つ事から、先に進みだす事が出来る。

「人間、一生懸命に努力すれば必ず報われる」と言われる格言を誰もが一度は耳にした事があるだろう。

でも、これは、ある意味正しい事であり、ある意味間違っている。

努力をすれば、報われるのは、何に努力をしているのかの中身が重要であるからだ。

仮に、僕が、「美味しいゴーヤチャンプルを作る」と思って一生懸命に誰かの為に作ったとしても、絶対に美味しい料理は出来ない。何故なら、ゴーヤチャンプルの作り方が判らないからだ。

綺麗な花火の写真を見せてあげたいと思って、携帯電話片手に写真を撮りまくっても、焦点距離範囲も判らず、バルブ機能もなければ、真っ暗な空にボヤけた花火が写るぐらいだろう。

一生懸命、気持ちを込めてやっていたとしても、結果は生まれない。

商売や仕事も、そんなものである。

でも、ここで問題は、やり方が判り、ある程度出来る様になった、そこから先、自分流に加工出来る人間と、それ以上を求めない人間に分かれるのだ。

ダイエットのジョギング（20分過ぎから脂肪の燃焼が始まるらしい）と同様に、その先に本当の面白さが見えてくる。