誤解を招く

2011年2月8日

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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

「60歳を過ぎると年を取る！」

つまり、60歳を過ぎると若くなっていくというものだそうだ。

少子化、高齢化社会と言われる日本。

でもでも、街では娘と同じディズニーのアクセサリーを付けて、はしゃぐお母さん、新幹線でワンピースの漫画を読んでいるオッサン、子供以上に遊園地で飛び跳ねているお爺さん。やっぱり、人口総子供化しているとしか思えない。

スーパーのチラシでよく集客商品として掲載される卵。

今日もデカデカと卵45円が載っている。

宝石屋で言うと低単価のピアスやキラキラ携帯ストラップ、シルバーアクセサリー、ジュエリーケース、パワーストーンブレス等々が、その様なものだ。

これらは、商品構成の中で、非常に重要であり、鮮度を出さなければ店頭におけるキッカケという役割を果たせないのだが、あくまでも集客商品である。

つまり、ここのラインで月間200万円以上の実績をとれても、全体の売上1000万円以上を作れるものではない。

先日、某宝飾店の会議で、ある店長が集客商品の報告をしていた。

終始一貫、集客商品の話をしている。なかなか本題に行かない。

本来、聞きたいのは、そこではなく、それに伴う提案商品の有無や進捗状況等と全体の予想と実績の差異と過程である。