負けていられない!
ある経営者がいる。
彼は、20代後半である中、ジュエリーコーディネーターの2級の資格を持ち、全国有数のオプトメトリストでもある。
そして彼には「やりたい事」がある。
それは、眼科になることだ。いや、眼科になるというよりも、新たなオプトメトリーの分野の教授になろうとしている。
繰り返して言うが、現在、彼は宝石・メガネ・時計の兼業店の専務なのだ。
それには、毎日、毎日、勉強しなければならない。国立の医学科を狙っている訳であるので、生半可な勉強ではない。(中学校、高校と全て復習し、通信教育もしている)
休みの日には、朝の9時から夜の19時まで図書館に篭る。
家では、子供も小さいので夜鳴きの中、時間を惜しんで勉強している。
会社の中枢であり、彼が手掛けた事で、お店は驚異的な実績(昨年の倍)を作りだし、それだけでも膨大な仕事量でヘトヘトになる中、まだ更に眼科への道を歩み出しているのだ。
彼は言う「今のメガネ業界は、どこかおかしい。眼科もおかしい。一部の眼科はメガネの事を知らないし、メガネの小売店も目について勉強していない。僕が、何を出来るか判らないけど、オプトメトリストが検眼出来る資格を持つ体制を作りたい。それが無理でも、もっと皆が勉強しようとする環境を作りたいと」
もし、このブログを見られていて、誰であるかを察知された方が、おられれば、そっとしておいて上げて欲しい。当の僕がブログに書いて、何を言っているのだと思われても、本人には言わずにいて欲しい。
何故、この話をここで書いたかと言うと、今年で一番感動したからだ。
書くのを止めようと思い、ブログを更新しなかったのだが、やはり、この話からでないと、ブログは書けない。
自分よりもいくつも年下で「ゆとり世代」と世間では草食系や甘ちゃんだとか言われている中、僕みたいなオッサンよりも、よっぽどしっかりとしていて、尊敬出来る人間がいる。
学生の頃に戻った感覚である。
style=”MARGIN: 0mm 0mm 0pt” class=”MsoNormal”>負けていられない。