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誰も苦労しない

 
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

人は忘れる生き物。


だから大切なことは「覚えてもらう努力」ではなく「忘れられない様にする努力」が求められる。「忘れられない」とは記憶を維持して貰うという事である。

昨年、震災の時に流れていた「ありがとうウサギのポポポポ~ン」や「こだまでしょうか?いいえ、誰でも。」 金子みすゞの詩を元にしたACジャパンのCMが毎日の様に流れすぎて、「もう勘弁して下さい!」と抗議が殺到する程、世の中にACという公共広告機構が広まった。

しかし、今、それを思い出そうとしても、その時のCMの印象は間違いなく薄れている。

何故、未だに知名度が100%に近いコカコーラやスーパードライとかのビール、マクドナルドが何十億と払ってまでCMをするのだろうかと考えると、答えは簡単だ。どんな大企業で認知率が100%であったとしても、何も情報がないと必ず消費者の記憶から忘れ去られるという事を判っているからである。

私達が支援するメガネ店、宝飾店でも認知率が低い中小程、CMとまではいかないが、商圏内のお客様に対してチラシを打たなかったりする。また、同じチラシを連発したりする。

きっと1年も何もしなければ、購買されたお客様も自店の存在を忘れてしまう事だろう。

年に1度のチラシで良いだとか、DMでアピールすれば良いだとか、手法は経費との関連で自店ならではの展開で考えれば良いのだが、少なくとも自店への認知率は、アピールし続けたところの方が有利に働くのは間違いない。

そこには大手も中小も関係なく、商圏内で自店がメジャーになれれば良いのだ。

業績が悪い悪いと言っているお店は、大体は販促(宣伝)活動はやっていないところが多い。当たり前である。顧客も含めて、商圏内に住むお客様や潜在顧客が自店の存在を忘れてしまっているからだ。キツイ言い方かも知れないが投資をせず、経費を絞って地元1番店を作れるなら、誰も苦労しない。ひらめき電球


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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

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