失敗
天才とは、「1%のひらめきと99%の努力である」と、その昔、エジソンさんは言いました。
約120年前にトーマス・エジソンによって発明された白熱電球は、竹を炭化し電気を流すことで発光させていたのですが、これを発見するのに1万回も失敗したとわれています。
また、何年か前にノーベル化学賞を取得したの下村脩氏は「僕は十何年かけて85万匹のオワンクラゲを採取した。100トンは超すでしょう。何十人もの人を雇いました。家族も手伝ってくれた。ノーベル賞はその副産物なんです」と語られました。
一昨年は100年に一度の不景気と言われ、昨年は、そこに古今未曾有の大惨劇が東北を中心に起こり、タイでも大洪水・・・・まだ、底があったやん。
でも、ここまで来れば、もう次は上るだけで、後は良くなるに違いない。
さてさて、結局、何が言いたいのだ!と突っ込まれそうだけど、エジソンにしても、下村教授にしても、失敗を誰よりもして来たことです。
つまり、1万回失敗して1個のフィラメントを見つけ出したのだから、誰よりも早く1万回失敗をして来た事が成功のポイントだと言えるのです。
下村教授もクラゲの発光たんぱく質にすいても100万匹以上、訳の判らないクラゲを捕獲したから、見えてきたのであって、それがないと達成出来ていなかったのかも知れません。
まぁ~いづれにしても狂気に満ちた精神力ですがね。
だから、1回や2回、躓いて、しゃがみ込んでいる姿を仮にエジソンさんとかが見たとしたら、きっと鼻で笑われそうですね。