訴求できること
子供の頃に注意されて、未だに信じ込まされている言い伝えがあります。
それは「鰻と梅干を一緒に食べると、お腹が大変なことになる」というものです。大変なことの意味がよく判らなかったので、親に聞いてみると急激な腹痛が起こり救急車で運ばれる様な脅しを受けました。今から思うと、鰻が高級なイメージで、梅干が庶民的なイメージだったので、せめて、鰻を食べる時ぐらいは、いつも食卓に並ぶ梅干を食べなくても良いのではないかというもので、高級な物と庶民的な物がお腹の中で大喧嘩するのだと思い込んでいたのでしょう。 （
対 
）
言い伝えなんて、そんなものです。でも、未だに霊柩車を見れば親指を隠します。
本日は長野県松本市に行ってきました。朝の8時半から1時間ぐらい社員さん向けに勉強会をしていました。
やっぱり課題は新規客との関係づくりです。
新規客は獲得する事に対して経費(販促費）が掛かることと、既存客への展開手法とは、やり方が違って来ます。うちを知っている人と知らない人との対応の違いですね。
潜在見込み客にとって、この店の事も知らないし、接客を受けたこともない。商品は大丈夫なのか？アフターはキッチリと対応してくれるのか？価格は適正で騙していないか？無くなったりしないだろうか？？等々。お客様の不安と疑心暗鬼の中で対応しなければならないのです。
昔から言われる４つの不安（似合うかしら？必要かしら？払えるかしら？安心かしら？）というのは、接客時における解消ですが、その前に「来店して頂くまでの不安の解消」を告知して行かなければならないということでした。
私達は、その事前に抱かれるであろう、お客様の不安をどうすれば解消することが出来るでしょうか？
お客様の顔や声（評価）を掲載すれば不安が解消するのでしょうか？
創業時期と歴史を掲載すれば安心されるのでしょうか？
自店で獲得した賞を見せれば安心されるのでしょうか？
>社員の持つ技能資格を紹介すれば安心されるのでしょうか？
町の有名人に出て頂ければ安心されるのでしょうか？
商品の品揃えを訴求すれば安心されるのでしょうか？
低単価を沢山見せれば安心されるのでしょうか？
答えなんて判りません。それらを上手く掲載する事によって集客が上がるかも知れませんし、商品と価格を掲載しただけでも反応は変わらないかも知れません。
でも、大切な事は、初めて来店しようとされるお客様は、自店をチラシや店頭からの情報だけで判断しなければならない訳であって、それが判らなければ不安であるという事は事実だと思います。
だったら、私達は、事前に想定されるお客様の不安を取り除ける情報をドンドンと掲載して行けば良いという事で、商品や価格以外の情報も掲載して行きますとの事でした。
本当は、販促ネタがいっぱい出て来ましたので、また成果が出たらブログやＩＯＦＴやセミナーにでも公表します。
