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お金の価値

 
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

お金を右から左へと移動して多額を稼ぐ人がいる。確かに凄い事だと思う。当初は色々、勉強し、失敗し、怖るおそる投資等の有無の決断をしたりしたのだろう。しかし、人は怖いもので、それが何年も経つと、その最初の感覚が麻痺し、お金を動かすことに抵抗と怖れがなくなりだす。そこで成長が止まりだす。
最初に皆さんがメガネを作ったお客様の顔を覚えていますか?特にツーポイントのフレームで穴を開ける箇所やキレイに仕上げる為に何度も何度も見直しして、やっと仕上げた最初の一本をお渡し出来た時の感動は、一生の宝物ですね。
お金の価値って一体何なのでしょうか。
昔、読んだ本に松下幸之助さんが原稿を始めて雑誌に掲載した時、その原稿料を持ってきた雑誌社の目の前でキッチリと財布にしまったという経緯が書かれていました。当然、給料1万2千円の時代に当時2億以上の売上を作っていた大会社の社長ですので、原稿料は回りの人に飲み代として渡すものだと、雑誌社の人間は見ていたのですが、誰にも渡さなかったという話です。そこで松下幸之助さんが、場所を変えて雑誌社に寿司を奢りながら言ったことが
「君に渡したあの原稿は、秘書に頼んで代筆したものでなく、自分で書いたものだ。何度も何度も書き直して大変だった。私自身、書くことを商売にしていない。だから、その分、自分が書いた原稿が、実際に雑誌に掲載されたことは、非常に嬉しいことだった。確かに、私にはかなりの額の収入がある。しかし、その大半は配当収入だ。モノ書きでも何でもない私が、自分で書いた原稿によって手にした原稿料は、私にとって大変な価値のあるものなのだ。金の価値は決して金額の多簿ではない。如何にして稼いだかが問題なのだ。それがお金の価値というものなんだなぁ」
という内容でした。
今、私達は、どんな稼ぎ方をしていますか?きっと皆さんは、額に汗して日々頑張っていることだと思いますが、時には中身も振り返ってみては如何ですか?


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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

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