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意気込み

 
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

1954年4月、今から約54年前に日本映画の最高傑作と言われる作品「七人の侍」が、黒澤明監督の手によって世に出されました。50年以上経った現在においても、その映画の完成度の高さについて映画評論家をうならせています。当時、映画を作成する上においての予算は7千万円しかなく、撮影期間は、わずか3ヶ月という条件において出来る筈もなく
、クランクアップの期限が迫り、焦る東宝スタッフに、いよいよ合戦が始まる寸前までのフイルムを見せて「ここで終わって良いの?」と問いかけたことは、誰もが知っている逸話です。結局、2億を超える制作費と10ヶ月にも及ぶ撮影を終えて3時間という歴史に残る超大作が生まれたのですが、全ては「ビフテキの上にバターを塗り、さらに蒲焼をのせた様な映画を作りたい」という黒澤監督の意気込みが東宝の経営陣の心を動かしたのでしょう。同様に昔、スピリッツの雑誌で掲載されていた漫画『東京ラブストーリー』がドラマになり、その主題歌で一躍、ソロとして脚光を浴びた小田和正さんも、最初にこの主題歌の依頼を受けた際、作成した曲が、ドラマの雰囲気と違うと判断されました。そこでフジテレビのプロデューサーが、彼の気分を害する覚悟で別の曲に書き換えることを指示した時、小田和正さんは「1週間もらえれば、ぐうの音も出ないような曲を作る」と宣言し、改めて作り直したのがこの曲だったことからも、やはり意気込みが作品を作っているのです。
「意気込みという想い」これを失ってしまった時、妥協が起こり、作品を決して手に入れることが出来なくなるのでしょうね。皆さんは、今、どんな意気込みがありますか?


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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

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