日和る

2008年8月28日

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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

計画を立てたり目標を設定したりするのは、それ自体は立派な仕事です。しかし、いくら立派な計画を立てたとしても実行しない限り、何の意味もなしません。
それを防ぐ為に、最初の一歩が重要で、何なのかを明確にしなければなりませんし、当たり前かも知れませんが、そこには具体的に現実的であるべきなのです。
今、メガネ業界は大変な時代ですが、そんなの関係なしに実績を上げているメガネ専門店がたくさんあります。彼らに共通する事は、何かに頼るのでなく、自分の中でキッチリと実行し、ドンドンとその流れの中で実績に移しているのです。
その中には、私が故意にしている大手チェーン店もあります。
彼らは全国に何百店舗と持っている大変な労力を使われていると思うのですが、そこで一つの勝てる店作りが出来ると、出店は加速して行きます。
もし、仮にそのチェーン店の出店候補地として、ボランタリーチェーンに加盟しているメンバーの近隣に出された場合、果たして何件が生き残れるでしょうか？
「ここは大丈夫ですよ！」と自信を持って言えるクラスのお店は、Ａ店、Ｂ店、Ｃ店・・・と加盟店の中でも一部かも知れません。それだけ、勢いのある店のレベルが上がってきているのです。人間は日和る生き物です。
でも日和っていれば、いつか大きなシッペ返しをくらってしまいますよ。