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X線の目

 
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

空港の手荷物検査が、僕は大嫌いなので基本的に飛行機は乗りません。
別に疚しいものを持っている訳でもないのに、あの変な通路を通る時の緊張感と何と言っても当たり前の様にパソコンからX線を通してチェックするという姿勢が嫌なだけなのです。
だから秋田や青森であろうと、鹿児島だろうと出張には新幹線で行く気満々でございます。
しかし、よくもまぁ~あんな中身が見える物体の価値を無視したものを作り出しますよね。
また骨が確認出来たり、皮膚を通り越した体の内部の明るさまで見れてしまうという常識で考えるとビックリしてしまうものを発見した昔の人は、僕にとって宇宙人です。
仮に、これが通常の写真だと、どんなに高倍率の接写をしても中身まで見れることは、絶対にありません。つまり、これは同じものを見ていても全く見ている部分が異なるということですね。

最近、思うことですが経営者が、このX線の目を持っているかどうかを問われているように感じます。お店も同じ角度から同じ価値観で毎日見ていたとしても、それは通常の写真器から除いている部分に過ぎず、本質的なものは、X線の目に変えなければ見えなくなってきている様に思えます。そして、その目をお客様が微妙に持ち出して来ている。
では、このX線の目とは、どういう目でしょうか?
それは、通常から視点を変えた部分にあります。つまり売場や商品構成、販促等々に伴う売上という部分ではなく、もっと中身の、そこで働く社員の会社に対する気持ちや、お客様が自店を去って行く気持ちという部分なのでしょうね。
今の時代は生活に困って、どうしようもなく働くという人は、少ないものだと思います。それよりも自分が今、楽しく、この仕事にやりがいを感じ、その仕事事体に将来的価値を感じられているかという要素とお客様が去っていくということは、去っても問題ないという価値観をお客様が持ってしまったという要素であって、この2つがリンクしている様に思えてならないからです。


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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

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